コーアツ工業株式会社リクルート

現場を支える信頼される設計者に

技術部 福重耕平

現場を支える設計という縁の下の力持ち

コーアツ工業本社ビルで設計技術者として働く福重さん。設計という仕事はとても細かいクールな業務というイメージがあるが、話しぶりはとても優しげで人当たりの柔らかいソフトな印象を与えてくれる。
 福重さんは、現場で作業する時に図面は欠かせないものなので、まず現場の人が分かりやすいものを作ることを心がけて設計していますと話す。大学の頃は研究などに没頭していたこともあったが、実際に会社へ入って現場の仕事に関わり苦労したことで仕事に対する向き合い方も変わってきたそうだ。今では、現場で事故などの災害が起きないことをまず考えて、また作った橋が将来に渡って事故がないように施工できる図面作成を頑張っていきたいと話してくれた。

    

小さい頃から好きだった物作りを生かせる仕事

仕事風景

朝の8時半から朝礼・打ち合わせがあり、その後図面の作成や修正など、図面設計に関わる仕事に励む福重さん。日によっては、昼食をはさみ午後から打ち合わせ等で現場へ直接赴くこともある。終業は5時半だそうだ。
 小さい頃から物作りが好きで、大学ではコンクリートの研究をしていた。地元で就職したいと鹿児島で橋を作っているコーアツ工業に興味を持ち、この会社を選びましたと話す。 入社したばかりの頃は図面の言葉など分からないこともあり苦労が多かったですが、実際に作業する現場で分かりやすい図面を作れるように頑張っていきたい。そのためにたくさん勉強をして、資格等もたくさん取っていきたいと考えていますと、口調は優しいが内に秘める情熱はとても熱いものがあることを感じさせてくれた。

仕事場で活用しているマイアイテム『関数電卓』

関数電卓

設計の仕事をする福重さんが仕事場で活用しているアイテムは『関数電卓』だ。実際に現場で働く作業員から分かりやすい図面だと言ってもらえるように、関数電卓で複雑な計算に取り組んでいる。普通の電卓では出来ない橋の構造など難しい計算をする時に欠かせない頼もしいアイテムなんですと福重さん。最初に入社をした時は図面の見方も分からずとても苦労したそうだが、実際に自分の関わった橋が完成した時はとても達成感があり、喜びを感じましたと話してくれた。

関わった仕事に感じるとても大きな達成感

仕事風景

【入社を考えている人へメッセージ】
この仕事は、最初は川しかないところに橋が架かった時の達成感などやりがいがとてもあると思います。最初は分からないこともたくさんありますが、分からないことがあっても優しい上司が丁寧に色々と教えてくれるのでとても良い会社です。

目標はフルマラソン完走と現場をしっかり支える技術者になること

現場で分かりやすい図面作りを第一に考えていますと話してくれた福重さん。設計という仕事はとても神経を使いそうなので疲れるのではというイメージがあったが、仕事が休みの時はマラソンの練習で走ってますと笑って話してくれた。会社のランニングクラブにも所属し、桜島ハーフマラソンでは見事完走を果たした。もっと練習を頑張って目標は鹿児島マラソンをフルで走り完走することだ。フルマラソンを走りきる体力があれば細かい計算が続く図面設計にも生かせそうだが、仕事の目標は、現場の方に色々質問をされても何でも答えることができ、しっかりと現場を支えることの出来る技術者ですと力強く語ってくれた。

1日のスケジュール